夏の想い出~札幌の夜
Tuesday, February 26th, 2008そうです、まだ続いています、このシリーズ。
去年の夏、相方とおよそ2ヶ月滞在した札幌。
今日は、大好きな札幌の夜にテーマを絞って送ります☆
夏の夜はイベントも盛りだくさんで、毎晩のように出歩いていました。

▲夜の大通公園をテレビ塔展望台から見下ろしました。
春はライラック、夏はビアガーデン、秋は美しい紅葉、冬はイルミネーションに雪祭りと、四季豊かに七変化する大通公園。
1丁目から12丁目までがそれぞれの顔を持っていて、ずっとお散歩していても飽きない大好きな公園です。

▲テレビ塔もライトアップされて綺麗でした。
ちょうど今頃は雪祭りも終わって、春に向けての整備が行われるのかなぁ。

▲夏の夜の噴水は、ロマンティック。
周りのベンチには、ゆったり噴水を眺めて涼をとる人たち。
大通公園、といえば夏の風物詩のビアガーデン。
札幌で働いていた頃は、『開催中に一回は行かねば!』となぜか使命感に燃えたものです。
各丁目ごとに、サッポロ、キリン、サントリー、アサヒなどのビールメーカーに分かれていて、『今年は○○のビアサーバーがすごい!』などと噂が立つので、チェックもぬかりなく。

▲でも、一番いいのは仲間と一緒に木陰で幸せにビールで喉をならすこと。
夜の大通エリアもいいのですが、札幌の夜といえばやっぱり夜の歓楽街『すすきの』。

▲ネオンに誘われて、夜な夜な酔客で賑わいます。
いまだに『あぁー、いまからすすきの行きたいねぇ』なんて言い合う私たち。
夜中2時になったって開いているラーメン屋さんや、回転すし屋さんは、ここカルガリーにはないのだ。さみしいなぁ。

▲例え晩御飯の後だって、すすきのまで出たら
いつもラーメンかお寿司をつまんでから帰途についていた私たち。
この日はお気に入りのラーメン店『名人房』(札幌市中央区南6条西3 三協ビル1F)にて。
大盛りラーメンを二人で分けて、餃子とキンキンに冷えたサッポロビールも忘れずに。

▲相方は、雑居ビルに所狭しと入っている飲み屋さんの数にびっくり。
『こんな小路にでさえ、多くの飲食店が!』と面白そうに写真を撮る。
そうだよね、自動販売機だってこんなにたくさんカナダにはない。
そして『だるま』のジンギスカンは旨い。

▲8月第1週に開催された『すすきの祭』の初日は
花魁道中を見ることができました。

▲2日目は、YOSAKOIソーランの踊り子たちの
演舞をじっくりと。
札幌に居た頃は、人が多そうなイベントは避けてとおっていたのだけれど。いざ自分が遠くはなれた地に住み始めると、ひとつひとつのイベントが心をキューーーっと震わせます。

▲普段はたくさんの酔客とタクシーがあふれるすすきのの道路は
踊り子たちの熱気でムンムン。

▲すすきの祭開催中は、すすきのの道路はすべて歩行者天国。
各ビルの前にも露天が出て大賑わい。ビールや焼き鳥を楽しめます。
酔っ払いを観察して歩くだけでも、十分楽しめる(笑)
夏の夜は、家族とも外でのイベントを楽しみました。

▲家の前で海鮮たっぷりバーベキュー。
帆立、ほっけ、まぐろのカマをじっくり焼いて。

▲バーベキューの後は、花火を持って近くの公園まで。

▲花火って大人になっても、ついつい興奮してしまう。
甥っ子含め姉家族と一緒になって、楽しく遊んじゃいました。
最後はやっぱり線香花火でしめましたよ。
もちろん、手持ち花火だけではなく、豊平川沿いで開催される花火大会へも足を伸ばしました。
相方は、母にプレゼントしてもらった浴衣を着せてもらってご満悦。

▲早めに行ってかなりいい席を確保!
お腹にドォーーーンと響く位置で見る花火は迫力満点。

▲カルガリーでは、こんなに連続して大きな花火を見る機会はない。
相方にとっては初めての豪華な花火大会となりました。

▲帰る時の人波に呆然。
大混雑でした。
こうやって写真を見ていると、ホームシックにかかってしまう(涙)。と思っていたら、横から相方が『札幌に帰りたいねぇ』と哀しそうな顔。
すっかり札幌大好きになった相方は、私よりも札幌へのホームシックになる頻度が高いのであった。