Archive for January, 2008

Brutal!

Wednesday, January 30th, 2008

ここ数日、寒いというより、痛い。この痛々しい寒さを表現する日本語が見つからない。

痛いっていうより人間の体って体感温度マイナス40度にはデザインされていないと思う。

冬は好きだし、雪も好きだし、寒いのも得意な方だが、極端すぎるのは良くないですね。

北海道弁で言うところの『しばれるねー』どころの騒ぎではない。

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▲今日のお天気。
-27度。体感温度は-40度。

今日はまだいい方。昨日は体感温度-45度だった。

こんな寒い日に限ってどうしても外に出ないといけない用事があって、郵便だしに行ったり、ダウンタウンに行ったり、食料品買出しに行ったり。
まぁ、普段怠けているのが悪いのだけれど。むぅ。

こんなに空気が凍っていると呼吸するのさえ難しい(空気が冷たすぎて咳き込んでしまう)し、ほっぺたがちぎれる。

どこに行っても、お店の人との会話はこの容赦ないお天気のお話。

ちなみにこちら、今日の新聞トップ。

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▲ この方、郵便局の集配の人らしい。
6枚も厚着してお仕事にいそしんでいる模様。
まつげが凍ってるよ・・・。
まさに、Brutal!の一言。

 

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こんな寒々しい日にはぬくぬくするのが一番じゃ。

お友達と一緒に他愛ないおしゃべりで盛り上がり、温かい部屋でおいしいコーヒーとケーキですよ。

わたしは何故か笑いすぎると涙と一緒に鼻水まで出て、止まらない。

バカのひとつ覚えの抹茶ガトーショコラにラングドシャを添えて。

寒い中ありがとう。また遊びに来てくだされ。

ホームベーカリー始動

Monday, January 28th, 2008

朝、焼き立てのパンの香りで目覚めたら、一日ハッピーに過ごせるだろうなぁ~。

という淡い夢を抱いていたわたし。

年末年始日本に帰国した際、結婚お祝いギフトのひとつとして姉夫婦にナショナルのホームベーカリーをリクエスト。
(しかも一緒にビックカメラに買いに行って、年始のセール中だというのにさらに店員に『もっと安くなりませんかー?』と値切り作戦をした姉思いの妹。見事、値切った!)

えぇ、そうです。日本からはるばるスーツケースに詰め込んで運んできたんであります。

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▲日本からドイツにポーランド、そしてカルガリーまで
スーツケースで一緒に旅してきました。

おいしいもの食べるためなら、私、なんでもやるタイプ。

カナダでの朝食用のパンは、ヨーロッパ系のベーカリーで固めのBuns(小さくて丸いパン)を買うことがほとんどなのですが。
日本の食パンをカルガリーで買うようになってから(買った際の記事はこちら)、
すっかり日本の食パンの柔らかさと味が気に入った相方。

食パンって一口で言っても
カナダのスーパーで売っている食パンは、どれも若干酸味があってどうも口に合わない。

そんなわけで自分好みのパンを作るべく、ホームベーカリーの出番なわけです☆

義母が使っていたカナダ製のホームベーカリーがあるのだけれど、カナダならではの巨大サイズで一度では食べきれず、音もうるさいし…

日本サイズのホームベーカリー、かわいいサイズで大変イイ感じです。

が、しかし。

材料を買出しに行って気づいた。

そういえば、こちらには強力粉とか薄力粉の区別がないんだった…。

しかもご丁寧にナショナルホームベーカリーに付属しているレシピ集には

『たんぱく質を多く(12%~15%)含む強力粉が基本です。日清製粉の「カメリヤ」をおすすめします。』

なんて書いてある。

がびーん。

カナダによく置いてあるのは『all purpose』(なんにでも使えるよー)という小麦粉。ケーキ作りからパンにも使える日本で言えば中力粉らしい。 もしくは既にドライイーストが含まれているパン用の小麦粉。

何店かお店を回って、やっと見つけた。

多分これでいいんじゃないのー?っていうカンジの小麦粉。

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▲ホームベーカリー用とも書いてあるし。

そしてあっさり成功!

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▲レシピには標高が高い地域では膨らみすぎるとか
脅しが書いてあったので、絶対失敗するかと思っていた。

今日は試作で作ったのだけれど、ふんわりホワホワのパンが出来たので、
晩御飯のビーフシチューと一緒においしくいただきました♪

よし。

このホームベーカリーさえあれば、ピザ生地も作れるしドーナツだってフランスパンだってクロワッサンだって思いのまま!

ご飯党の私ですが、しばらくはこのホームベーカリーにはまってしまいそうですっ!

今更『 ヒューマン2.0』

Sunday, January 27th, 2008

別にシリコンバレーが日本より優れているということではない。

両方で暮らしてみた実感は、「どちらも、いいところと悪いところがあって、その客観的な合計点の総和は一定」というもの。

しかし「いいところ」と「悪いところ」が、それぞれなんなのかは随分違う。よって総和は一定でも、「どちらが好きか」ということに関しては、個人の趣味・志向によってかなり差がでる。

『 ヒューマン2.0』 web新時代の働き方(かもしれない) -朝日新書- 渡辺千賀

前回は欧州、北米、日本の入国審査の違いなんかを自分なりに綴ってみたわけですが。

異国に住み始めてみると、嫌でもその国々のいろーんな側面が見えてきます。 そして自分の生まれた国と比較してみたり、住みやすい国って一体どこなんだろうって思ってみたりするわけです。

カナダに住む日本人の中には、盲目なほどに『カナダ最高!大好き~!ずっとここで暮らしたいな』という人もいれば、『やっぱり日本が一番だよ。早く日本に帰りたい!』という人もいるわけで。

日本に住んでいる知人からは『カナダで暮らすなんて羨ましい』とか言われてみるものの、『果たして本当にそうかは、住んでみないとわからないぞよ』と言ってみたり。

今年私はカナダ4年目に突入するわけで、偉そうなことを言えるほど年数が経過しているわけではないのですが。

私としては『どの国にもいいところ悪いところがあって、自分は何を妥協できるかできないかだよなぁー』なんて思っていたわけです。

で、そんな自分の思いを簡潔に表現してくれたのが、カナダへ向かう飛行機の中で読んだ、この本の一節でした。

「シリコンバレー」を「カナダ」や「ポーランド」に置き換えてみて、『あぁー、その通り』と深く頷いた私だったのです。

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web2.0が叫ばれてから久しいですが、この本はweb2.0がどんな風に「働く個人」に影響を及ぼすのか、を解いた本で、型に縛られずもっと自由な発想で生きてみたいという方や(笑)、シリコンバレーに興味を持っている方や、コンピュータ関連の勉強や仕事をしている人にはとっても面白いです。

『フラット化する世界』(トーマス・フリードマン)に内容が似ているかも。

著書の渡辺さんは、東大工学部卒、スタンフォード大学でMBA取得、日本の有名商社やコンサルティング会社を経て、現在はシリコンバレーで会社経営をするびっくりするようなキャリアの持ち主。

一度私がシリコンバレーにお仕事で行った際にお会いして取材させてもらい、さらには札幌に講演まで来ていただいたこともあり、ずーっと読みたいと思っていた本なんであります。

明晰な頭脳からあふれ出る話術は、実に爽快でユーモアもたっぷり。難解なビジネスなお話も分かりやすく噛み砕いてあり、プライベートも気取らずさらりと書き綴ってありまして。親近感の沸く素敵な女性であります。

彼女のブログは、脳細胞がプスプスと刺激されるのが分かるほど相当楽しいです。On Off and Beyond

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ちなみに。

私が欧米慣習で好きなもののひとつとして、

 

 

ハグ

 

 

があります。

ありがとうのハグ、いたわりのハグ、大好き!のハグ、おつかれさま!のハグ、久しぶり!のハグ、ごめんねのハグ、おかえりのハグ、さようならのハグ、おやすみなさいのハグ

ガシッとハグ(抱きしめること)をするだけで、すべてが許されてしまうような大きな大きな温かさと寛容さがハグにはある気がします。

カナダに来てからというもの、毎日の生活の中で当たり前のように挨拶代わりに何度もハグをしていると、

日本に帰国した際に友人や家族に会うたびに、なんだか物足りない気持ちになってしまうのであります。

いわゆる、これは、

 

 

ハグしたい病?

 

 

そんな話を日本滞在中に相方と話しました。

だって一番感謝を示したい両親に対して、ハグをしないままに日本を発つっていうのは『なんだか物足りない!』の一言なんだもの。

『それなら簡単。僕が帰るときに海の両親にハグをするから、海も続いてハグすればいいんだよ』と相方。

そんなわけで日本を出発する際、まだノロウィルスを持っているだろうに、相方は、ガシッと私の両親にハグを決めてくれたので、私も続いて父母にハグをしてしばしのお別れをしてきました。

うん、これからは日本でハグをもっとできるように努力しよう。

そういえば、カナダで一番最初にハグの温かさを教えてくれたのが元ホストマザーでした。

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▲今回カナダに帰ってきたときも花束と大きなハグ一緒に
空港まで迎えにきてくれました。

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▲元ホストマザーからもらったスワンの小さな花瓶にも
少し小分けして、こちらはダイニングテーブルに。

もう10日も経過するというのに、まだこのカーネーション達ピンピンしています。最近は水の中に入れるお花を長持ちさせるパウダーを投入するだけで、随分と長くお花が持つようになりましたねー。うれしいことです。

中学生の際、ポプリ作りに熱中していたのを思い出し、せっかくいただいたカーネーションはポプリにしようと思ってます。

ということで、ポプリについてはまた今度。

 

 

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日本から送った荷物の段ボールも届き、その片付けもようやく一段落してほっと一息です。

荷物の中には、私のお気に入りの食材なんかが入っているので到着するのが楽しみで楽しみで♪ぐふふ。

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去年の夏、日本に滞在していた際に姉から教えてもらったこの『青唐がらし味噌』。

初めて食したのは、姉が作ったおにぎりに入っていたわけなんですが、これまたすっごくおいしい!

ピリリッと辛い青唐がらしを信州味噌で焼き上げたもの。

中身は、唐辛子、きゅうり、ふき、味噌、みりん、醤油、米麹、かつおダシということで、とっても豊かなお味。

炊きたてのほっかほかご飯のお供。もとい、お酒のお供。冷奴に載せてもおいしいのだとか。

年末年始の滞在で、姉が2瓶ほどプレゼントしてくれたんでありますっ!やったー☆

昨日はですね、思わずこれと一緒に朝からご飯お茶碗3杯いっちゃいまして、相方に止められました。

やめられない、止まらない。